薯蕷(上用)製
つくね芋(山の芋)と米粉(上用粉)の生地で、餡を包み蒸し上げたお菓子です。上用とも呼ばれ、和菓子屋の技術が試されるお菓子です。つくね芋の香りをお楽しみ頂けます。
こなし製
米粉、小麦粉を漉し餡と共に蒸した生地で餡を包み込み、主に花などに模られ、四季を最も象徴するお菓子です。上生菓子の花形といえる綺麗なお菓子をお楽しみください。
外郎製
餅粉を蒸した生地に餡を包んだり、畳み込んだりします。モッチリとした触感と透き通る生地は、淡い京都の色彩を思い起こさせます。
きんとん製
餡を漉し網で通しそぼろ状にし、餡玉の周りにそぼろを付けて、移りゆく花や山々を表現することが多いお菓子です。
羽二重製
餅粉と卵白に火を加えながら練り上げた生地で餡を包みます。ふわふわの餅の生地を楽しめます。
黄身時雨製
餡、黄身、米粉などを混ぜ、餡玉を包み蒸し上げます。ホロホロと口の中で溶けるような触感が特徴です。
道明寺製
砕いたもち米を蒸した生地の中に餡を入れたもの。代表的なお菓子に桜餅があります。
つぶ餡
つぶ餡に使用している春日大納言小豆は、大粒で皮が柔らかく非常に香り豊かです。
その分、アクが強く、炊くのが非常に難しいです。
春日大納言小豆の良さを残すために、粒の食感にこだわり柔らかく炊き上げました。上生菓子、あんみつなどに使用しております。
漉し餡
おこぼの漉し餡は、北海道産小豆を使用しております。
小豆を柔らかく炊き上げ、裏漉しを行い、砂糖を加えて炊き上げる、この全ての工程を手作りで行っております。
香りが良く、きめが細かく、滑らかな上生菓子、瑞羊羹(みずようかん)に使用しております。
白餡
白餡には、通常手亡豆を使用しますが、当店では、白小豆のみを使用し、豊かな香りとさっぱりとした後味に仕上げております。
上生菓子には欠かせない餡です。